キト
から飛行機で25分、アンデス山脈から注ぐコカ川がナポ川に合流する地点の街「フランシスコ・デ・オレジャナ」は、ナポ川周辺で採掘される石油の中継基地として栄えています。「コカ」飛行場へ降り立つと、マナティクルーズのクルーが出迎えてくれ、そこから港まで5~10分ほど移動します。
さらに港からモーターカヌーで約1時間半ほどナポ川を下った位置に、マナティ・アマゾン・エクスプローラー号が係留されており、乗船後はすぐに川下りがスタートします。
早朝、モーターカヌーに乗り込み、ナポ川沿いをバードウォッチングしながらさらに下ります。昼食をクルーズで取り、午後には周辺のトレッキングルートに上陸し歩きながらバードウォッチングや昆虫、
哺乳類植物をガイドと一緒に観察します。
3日かけて、ペルーとの国境沿いまで行き、さらに国境の川を遡ってピンク河イルカのいる湖までカヌーを進めます。遡る川は国境になっていて、左岸がエクアドル、右岸がペルーになっており、隣国協定によって居住者のまったくいないエリアとなっています。ほぼ手付かずのジャングルを進んで行くと、モルフォ蝶やコンゴウインコ、さらにはリス猿やホエ猿などの哺乳類も観察できます。
ペルー国境の支流を遡った後は、再びナポ川に戻り、周辺の国立公園を訪れます。また、周辺に住む原住民族の居住区を訪れ、ジャングルでの生活を垣間見ることもできます。
最終日にはリモンコチャ生物保護区にて、数百羽のインコが消化を助けるために土をなめに来るスポットを訪ね、自然界の不可思議な現象を目の当たりにします。
マナティ・アマゾン・エクスプローラー
マナティ・アマゾン・エクスプローラー号は2002年にコカの街で建設された30人乗りのリバーヨットです。14部屋あるキャビンは、プライベートバスルーム付き、エアコン付きのダブルルームで、快適なアマゾンジャングルの旅が楽しめます。
また、ダイニングルーム、バー、ランドリー、ミーティングルーム、が完備され、バードウォッチングやジャングルトレッキング、などの川探検に必要な装備もそろえられています。
また、ナポ川でのモーターヨットの運行は午前6時から午後6時までと定められており、午後6時以降は岸に係留します。このときに、衛星アンテナを設置するので、衛星を使ったインターネットやテレビの利用が可能です。
| マナティ・アマゾン・エクスプローラー号 設備 | |
| タイプ | リバーモーターヨット |
| 長さ | 27メートル |
| ビーム | 7メートル |
| 収容人数 | 乗客30人、クルー12人 |
| スピード | 12ノット |
| 安全設備 | 火災探知機、ライフジャケット、ライフボート |
| デッキ | メインデッキ、キャビンデッキ、サンデッキ |
| コミュニケーション | VHF、HF、衛星電話 |
| クルー | 12人、マルチリンガル・ナチュラリストガイドx3人 |
| 建造 | 2002年 |
ツアースケジュール
マナティ・アマゾン・エクスプローラーの日程には3泊4日、4泊5日、7泊8日のツアーがございます。いずれのツアーも、金曜日出発のスケジュールは変わりません。
川の水位により移動できる距離が変わってきますが、以下に大まかな移動プランマップをご紹介いたします。
1日目の予定 「クルーズ冒険のはじまりです」
コカ空港到着後、迎えのピックアップバスに乗り港まで移動します。
そこからモーターカヌーに乗り込み、ポンペヤもしくはイタヤに係留してあるマナティ号まで川を下ります。
マナティ乗船後、法律で定められている船上での避難訓練と船についてのオリエンテーションがあります。
初日は、サモナまで下ります。
マナティ号
2日目の予定 「アマゾンの水路を探検します」

朝6時に起床し、朝食後にモーターカヌーにて川下りをします。
ナチュラリストガイドとともに、午前いっぱいナポ川からのバードウォッチングを楽しみます。
その間、マナティ号も川を下り続け、午後にはエクアドル内最後の町に着きます。
この小さな町を訪問したあと、さらに川を下りエクアドルとペルーの国境までいき、クイヤベノ野生生物保護区でナイトウォークをします。
野生生物の夜の活動を見れる機会です。
3日目の予定 「ピンク河イルカのパラダイスへ」

ナポ川の支流、ペルーとの国境沿いのラガルトコチャ川を遡ります。
朝食後、モーターカヌーに乗り込み、さらに支流を遡って、隣国協定による非居住地区を進みます。
手付かずの自然が眼前に広がり、コンゴウインコやオオハシなどのエキゾチックな鳥が頭上を飛び交います。
さらに進んだ先にある湖では、ピンク河イルカが静かに泳ぐのを90%の確立で見ることができます。
午後は、ペルーとの国境を警備しているエクアドル軍のキャンプ地を訪れ、ジャングルトレッキングを楽しみます。
3日目のこの位置が、マナティ号が行ける一番深い場所になります。
ピンク河イルカが呼吸しているところなんですが、、、
4日目の予定 「ヤスニ国立公園」

4日目は、エクアドル最大の「ヤスニ国立公園」を訪れます。
世界でも最も幅広い生物多様性を誇るヤスニ国立公園は、ユネスコにより生物圏保護区に指定されています。
小さな虫から、ピューマ、オセロット、アナコンダ、カイマンや何百という種類の鳥がこの公園に存在します。
午後は湖に行き、泳いだりカヌーを漕いだりのアクティビティが楽しめます。
5日目の予定 「アマゾンの人々と出会う」

5日目は、アマゾンに暮らす現地インディヘナの人々のコミュニティを訪れ、彼らがどのように暮らし、何を食べているのかなどを見る機会があります。
また、コミュニティの学校を訪れ、子供の教育現場を見ることもできます。
午後にはマナティ号の船上でのアクティビティが予定されています。
6日目の予定 「パニャコチャ湖でジャングルを満喫」

パニャコチャ湖はヤスニ国立公園とクイヤベノ野生生物保護区を結ぶエリアです。
蛇行する川と支流とが絡み合い、様々な生物が保護区から保護区へと活発に移動する姿が見られます。
イガポと呼ばれる特徴的な熱帯雨林の中で、トレッキングをして泳いだ後昼食をとります。
7日目の予定 「オウムのクレイ・リックとリモンコチャ生物保護区」

熱帯雨林の中には土壌がむき出しになっている場所がいくつもあり、そうした場所に土を舐めに来る動物がいます。
最終日はヤスニ国立公園のなかで、数種類のオウムが土を舐め(クレイ・リック)に来る場所を訪れます。
オウムたちが食べる実の中には、彼らにとって毒となる成分が含まれているため、土の中に解けた鉱塩を舐めて中和するのです。
数百羽のオウムが一斉にジャングルから降りてきて土を舐める光景は、アマゾン最後の日にふさわしい感動を与えてくれることでしょう。
午後にはリモンコチャ生物保護区を訪れ、熱帯の花や鳥、そして青緑の水から顔を出す様々なカエルやカイマンを観察します。
午後8時半にマナティ号に戻ります。

















